例年より早い梅雨明けとともに、お盆の時季になりました。
以前も書きましたが、ここ 羽田のお盆の夜は、とても風情があります。
13日の夕方、ぎらぎらした太陽が西に沈み、ようやく過ごしやすい時間になると、
ナスの牛とキュウリの馬をお盆に載せた人々が通りに出てきます。
キュウリの馬は 少しでも早くお迎えできるように、
ナスの牛は ゆっくりのんびり帰ってくださいねという、思いのこもったお供えです。
おがらに火を点け、リンを鳴らしながら、ご先祖様を家の中にお迎えするのです。
今年、私の家は初盆でしたから、家族総出で お迎えしました。

すっかり 陽が落ちて暗くなってくると、近くのお墓にお参りに行きます。
お参りの人たちが、自分の家のお墓だけでなく、
知り合いのお墓にも、一把ずつ線香をお供えしていきます。
柔らかな紫煙がたちこめて、灯篭の灯りが ますます幻想的です。


